福岡は古本・古本屋の街
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福岡の街

古本屋の魅力

 

皆さんは本をどこで買いますか?
新刊や人気の高いものであれば書店でも手に入りますし、
最近はオンラインの書店も増えてきているので、どこでも簡単に本を購入することができるようになってきました。

 

しかし、絶版になってしまったものや、マニアックなものは、なかなか書店では手に入らないことも多いです。

 

読みたい本を定価よりも安く手に入れたいという理由から、古本屋に足を運ぶ方も多いですが、普通では手に入らないレアな本を求めて古本屋にやってくる方も少なくありません。

 

古本との新たな出会い

 

古本屋には新しい出会いが沢山あります。

 

子供の頃の懐かしい思い出が蘇ったり、好きだったことのもっと深い一面を知ることができるかもしれない古本屋。

 

そんな出会いを求めて、古本屋に足しげく通う方もいます。

 

古本屋にしかない本たち

 

どうして書店では見つけることのできない本と出会うことができるのでしょうか。

 

本を置いておくにはとてつもないスペースが必要です。
出版されていく本は年々増えており、2011年には8万2千点を越えています。
これだけの本を全て店頭に並べることはできませんし、
やはり利益を得なくてはならないので、話題性があり、人気の高い「売れる」本を中心に仕入れることになります。

 

話題性のある本ばかり読む方は書店に行けばすぐに手に入りますが、
そういう方ばかりとは限りません。

 

専門性の強い本になるにつれて、書店では手に入りにくくなってしまいます。

 

大手チェーンの古本屋でも同じことが言えます。
古本屋は買取を行うので、誰かが読み終わった本を売り、店頭に並ぶために流行の過ぎた本などは手に入りますが、
大手チェーンの古本屋での買取では、状態の綺麗なもの、人気の高いもので一律に値段設定がなされています。
そのため、店頭に並ぶ本は綺麗なものばかりですが、やはり人気が高く売れやすいものに高値がつくので、マニアックなものや専門性の強すぎるものは買取されないので、なかなか手に入りにくいのです。

 

ひっそりと佇む街の古本屋の魅力

 

そこでオススメしたいのが、ひっそりと佇む街の古本屋です。

 

こじんまりとした古本屋では、本の状態ももちろん見られますが、
それよりも、本自体の価値で買取の値段がつきます。

 

ページに折り目がついてしまったり、マーカーを引いている本は
大手チェーンでは買い取ってもらえませんが、
それぞれの分野に詳しい店主が判断すると、価値のある本であれば
買い取ってくれる場合もあるのです。

 

そして、買い取ってもらった本は、その価値の分かるお客さんに引き取られていきます。
その受け継がれていくやり取りが、どことなく見せる古本屋のあたたかさをうむのかも知れません。

 

何となく古本屋に魅力は感じるけれど、
一体どこにあるのか分からない。なんて思っていませんか?

 

実は福岡は隠れた古本街で、至るところに古本屋が立ち並んでいるのです。

 

福岡市内には、中央区・博多区の中央部に11軒、
城南区・早良区・西区の西部地区に13軒、
南区、春日市、筑紫野市の南部地区には11軒、
東区には1軒。
県内には他にも29軒もの古本屋があるのです。

 

それぞれに得意な分野とこだわりがあり、個性的なお店が多く、
古本屋めぐりの好きな人にはたまらない福岡。

 

是非、お気に入りの古本屋さんを探してみてくださいね。

 

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